歯学センターの窓から

「スウェーデンの夏休み 2」歯学センターの窓から no.107

スウェーデンの夏休み 2
 6週間の夏休み1週目。毎日別荘に友人を招待し観光地巡り、夜は深夜までビデオを見て就寝。2週目。朝から身体が重く、全く動けません。海まで歩いて白鳥に餌をやり、またベッドに戻って寝ます。夕食を食べてまた就寝、眠くて仕方がありません。3週目も同じです。ヒトデがゆっくり動くのを見ながら、時間が過ぎてゆきます。4週目。身体が嘘の様に軽くなり、外出したい気持ちに。身体にエネルギーが溢れてきます。そこでノルウェーへ1週間、自動車での旅を決行。フィヨルド巡りです。5週目は日本から患者さんご夫妻がスウェーデンに遊びに。そこでスウェーデン名産のガラス工房巡りへ。
 夏休みもいよいよ最後の1週間。生涯初めて職場へ戻りたくなりました。家族の様に接してくれる同僚達。休憩時間の温かい会話。家庭以外で過ごす職場がいかに大切か。社会に参加出来る事が生活の基本なのだ、という事が心に染みます。気付かないうちに溜まっていた心と身体の疲労を、出し切れたのも何よりでした。「何故6週間も夏休みを?」から始まり、心と身体の健康を回復出来た、素晴らしい夏休みでした。夏が終わり病院に戻って来た教授や看護師。そして患者さんまでも笑顔だったのを、最後に付け加えておきます。

田北行宏